6/23(日)に松戸市三師会の救急応急処置訓練が松戸市立相模台小学校にて行われました。多数の地域住民の皆様の参加協力もあり、被災被害者と救護側との相互確認ができたことは、とても有意義であったと思いました。
大規模な災害が発生した場合、 多数の負傷者が発生するとことが予想されます。
このような状況において、1人でも多くの負傷者を救うため、 松戸市では医師会、歯科医師会、 薬剤師会等の医療関係団体と連携して「医療救護所」を開設し、 応急救護活動を行います。
「救護所」は、指定された病院前に設置する「病院前救護所」、 指定された学校に設置する「学校救護所」があり、 応急救護を行います。
この応急救護は、 本来重症者の治療を行うべき医療機関に軽症者が殺到することを防 止することによって、 効果的に超急性期の医療活動を実施するという目的があります。
その際にトリアージによる症状と応急処置を行われます。
トリアージとは、災害時に多数の傷病者が発生した場合に、限られた医療資源、人材を効率的に活用するため、治療の優先順位を決定する活動のことです。歩行可能な軽傷者は学校救護所と病院前救護所で治療を受けることになります。
我々も動画や教本で学習していた事をいかに速やかに対応できるように行動体験をすることの大切さを実感しました。
災害は予定されているものではなく、いつ来るかわかりません。有事の際には我々薬剤師も医療人としての責務を迷うことなく行動できるようにしたいと思います。